たった50cmの津波は脅威なのか?

1月15日、トンガ沖の海底火山の噴火により、津波警報が発令されました。
高知県、徳島県などでは、約30隻の漁船が転覆する被害がでました。
日本に到達した津波は、最大1.2mでしたが、TVでは「避難してくださいとテロップが表示され続けました。
数十cmの津波では、それほど危険だと思わない人も多いのではないでしょか?
実際にはどうなのでしょう。今回は津波の高さと速さの威力についてお届けいたします。

< 津波の高さによる被害 >
20~30cmの高さでも人は歩く事はおろか、立っている事も困難です。
50cmを越える津波は、人が一瞬で押し流されてしまいます。
今回の1.2mの津波は、木造の建物なら損壊をさせてしまう威力があります。

< 水深による津波の速さ >
水深 5,000mで約 時速 800 km (ジェット機並みの速さ)
水深 100mで約 時速 110 km (自動車並みの速さ)
水深 10mで約 時速 36 km (100m走のオリンピック選手並)
※ 後の波が、先の波に追いつき沖に近づくにつれ、津波は高くなります。

結論、津波が来てから逃げては間に合わない。 到達したら20cmでも大変危険です。

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